ブルックリンスタイルの
コーヒーとホットドッグで
輝くようなひとときを

観光客でいっぱいの雷門通りから南へ歩くと、落ち着いたたたずまいのカフェがある。ブルックリンスタイルのシックな内装と、こだわりぬいたおいしいコーヒー。東京を訪れた旅行者にも、地元のコーヒー通にも愛される「SPLENDOR COFFEE」だ。お店の奥には、フードメニューをつくる2台のトースターがある。

焦げつくほどしっかり焼いた
熱々のホットドッグ。

アラジンの緑のトースターは、2016年のオープン当初からSPLENDORCOFFEEの一員だった。これを選んだのは、マネージャーの清水さん。「ブルックリンのカフェでホットドッグを注文すると、端が少し焦げるぐらいしっかり焼いたものが出てくるんです。あのおいしさを再現したかったので、火力の強いグラファイトトースターを選びました」。具材と焼き加減にこだわったホットドッグは、すぐにお店の人気メニューになった。

「アラジンのトースターですね」
笑顔で声をかけられることも。

カウンター席に座ると、食器棚の上に並ぶトースターが目に入る。「お客さまから『アラジンのトースターを使っているんですね』と言われることはよくあります。見た目が可愛らしいから、分かる人にはすぐ分かるんでしょうね。『買おうと思ってるんですが、どうですか?』と相談されたら、自信をもってお勧めしていますよ。トーストのおいしい焼き方も、おまけにお教えしています(笑)」。清水さんいわく、バターがしみ込むサクッとしたトーストを焼くコツは、事前にパンを冷凍しておくことだという。
SPLENDOR COFFEE には、いろいろな種類のコーヒーが揃っている。季節ごとに変わるメニューもあり、いつでも多彩なコーヒーを味わ
うことができる。幅広いラインアップを用意する理由は、清水さんが「新しい味と出会う喜びを感じてほしい」と考えているからだ。フードメニューも同様で、現在は新しい料理を構想しているところ。「最近は、アラジンさんのグラファイトグリラーに興味があります。キッチン内の小さなスペースでもグリルができるのが良いですね。メニューの幅が広がりそうです」。

エスプレッソマシンと並んで
お店を象徴する存在に。

レンガや漆喰に覆われたスタイリッシュな内装に、クラシックなデザインのトースターはよく馴染んでいる。そんな2 台への思いを、清水さんは次のように語る。「カフェで使うマシンは、お店の『顔』のようなもの。うちはコーヒー屋さんなので、主役はエスプレッソマシンやドリッパーになりますが、フードメニューをつくってくれているのはこのトースターたち。彼らもお店の『顔』だと思っています」。

Q. あなたにとってのアラジンとは?

Answer:
EPISODE 03 | SPLENDOR COFFEE さん

浅草通りにあるコーヒーショップ。SPLENDORは「輝き」という意味。季節に合わせてブレンドされたコーヒーが人気。「Coffee落語会」や「有田焼陶器市」など、イベントも多数開催している。左がマネージャーの清水さん、右が店員の三浦さん。

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